目の前に広がる風景は誰にとっても同じとは限りません。人それぞれ感じ方や興味は様々で見る視点が違っています。そして何かを見ようとした時、その風景の厚みはどんどん深みを増し新しい世界が見え始めます。

地域住民の方々と周辺を散策し、植物や地面など身の回りの自然から不思議な形を見つけるワークショップを行いました。そこで作られた作品を編集し仮囲いのアートワークを完成させました。ここに並んでいる不思議な形はどれも身近にあるものばかりです。その後、そこから選ばれた２点の作品を立体の彫刻にして完成させます。マンション建設の仮囲いが取れた時には今まで平面だったものが立体となって現れる趣向です。