2019
瀬戸内国際芸術祭 女木島
女木島ならではの的屋を作ります。この地で取れるもの(地物)にこだわってそれらに手を加えて商品にしていきます。今回はキッチンがあるので食として「たこ焼き」を作ります。これは釣りに出かけてタコが取れた時だけ作り販売します。物販としてはオブジェとお面を販売します。オブジェは拾った貝殻や木の枝、松ぼっくり等に貝がらを粉にして作る胡粉をコーティングして制作します。これをヨーヨー釣りの様にプールに浮かべてお客さんに取ってもらいます。お面はこの島で見かける猫をモチーフに作ります。これらも島産の胡粉で仕上げます。3回の会期で内容が変化しても良いかもしれません。(夏場はみかんシロップのかき氷、建物を使ったルーレットくじ、紐くじ等) 私の思いとしては、現地調達できるものに手を加えて作品(商売)が成立する、ということに興味があります。なるべく現地入りして制作過程を公開し、こうやって暮らしている人かな?と思わせたいです。