長谷川仁 HASEGAWA,Jin

キタヒロノセイブツシュ

seibu elementary school hokkaido

北広島市に生息している生物から一人一種類選んで作りました。全校生徒333人の作品が完成しました。 北海道は1万種以上の生物が確認される日本で最も自然に恵まれた地域です。しかし現実にはここ100年の間に50%もの自然植生が失われ、全国で最も急速に自然が失われた地域であるとも言えます。

そこで今回のプランは、北広島市の今の生き物達を記録するものにしたいと考えます。西部小学校のある北広島市は野幌森林公園や野幌原始林など多くの自然が残されている地域です。そこには動物や野鳥、昆虫など様々な生物が生息しています。そのことをワークショップを通して子供達と分かち合いながら作品へと繋げてゆこうと思います。これからの未来、このままのスピードで自然を失うわけには行きません。そしてそれを止められるのは将来の北広島市をになう子供達一人一人なのです。その責任と今の現実を知る為の作品にしたいと考えます。

キタヒロノセイブツシュ